最近、起業したばかりの人や起業しようと具体的に準備している方に何人か立て続けにお目にかかった。
それで感じたのだけれど、起業家の方々に共通する判断基準は「好きか嫌いか」だ。
「~~をすることが好きだからやってるのよ」とか「~~をするのは嫌いだからねぇ」という発言がとても多い。
人の仕事の話を聞くとき、「僕がその立場だったらどう判断するか?」をほとんど反射的に考えてしまう。
その方々の仕事についても、やはり考えてみた。もっとお金を稼げる方法、失敗しないようにするやり方は色々あるように思える。でも、僕が考えつくようなやり方はその方々も考えついているだろう。
いくつも考えられる選択肢のうち、どれを選ぶかという判断基準が僕とは違うということだ。
情熱を持って起業する人たちの判断基準は、どの選択肢がお気に召すか、好きか嫌いかが占める比重が大きいと思う。
僕の場合、いくつも考えられる選択肢の中で、どれが良い選択でどれが悪い選択かを考えて、より良いと思える選択肢を選ぶことが多い。仕事柄といってしまえば、おそらく言い訳になる。元々そういう気質なんだろう。
ただ、よくよく考えてみると、僕の場合であっても、長期的な目的地点はほぼ純粋に「好きか嫌いか」で選んでいる。
良い悪いで言えば、もっとお金を稼げるし、世間にも評価されるし、生活も安定する目的地点を選んだほうが良いのだけれど、それはできない。
・・・できない。書きながら改めて考えてみたけど、やはり選択できない。
目的地点の選択基準は、僕でも好き嫌いだ。
でも、そこに至る過程・手段は良いか悪いかで選んでいる。目的に至ることができるのであれば、手段の好き嫌いはあまり重要ではない。
鹿児島に行くために、飛行機で行くか、電車で行くか、車で行くかは、僕にとって重要なことではない。安く行くほうが良いときは電車で行けばいいし、早く行ったほうが良いときは飛行機で行けばいい。
今のままの考え方・気質でいいんじゃないかという気もするし、最近お目にかかった起業家の方々を見ていると、そんな冷めた態度では起業なんで出来ないとも思う。
とりあえず、動きながらまた考えよう。そのうち結論は出るだろう。
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